日本国内に居住する国民は、すべて何らかの健康保険に加入することが義務付けられています。これが国民皆保険制度です。
勤務医の皆様は「被用者保険」に入っていることが多く、常勤を外れた場合や開業された場合は、市町村国保に加入するのが一般的かと思います。ところが、市町村国保の保険料は前年度の所得によって決まることから、かなり高額の保険料になることが予測されます。そのようなときに、医師国保組合の存在を思い出してください。
また、これから開業される医師の皆様も、法人を設立される前に、医師国保組合にお入りください。法人設立後では医師国保組合には加入することができません。
医師国保組合は、医師およびその家族と従業員・家族のために設立され、47都道府県すべてにあります。各組合が行う保健事業は、人間ドックへの補助、各種検診、保養施設との提携など、さまざまです。医師による医師のための医師国民健康保険組合に、あなたも加入しませんか。
各都道府県医師国保組合の規約により、加入条件・加入手続きが少しずつ異なります。
ご加入を希望される方は、各都道府県医師国保組合にお問い合わせのうえ、お手続きをなさって下さい。
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